moba初心者の人が初めてLeague of Legendsをプレイする際に知っておくと便利なことやちょっとした知識などをまとめ
思いついたら加筆します。
(注:シーズン4からたまにプレイする程度のプレイヤーの個人的な感想です)
設定的なところ
全てのスキルをクイックキャストに設定する
ギリギリ当たる、外れるの多いこのゲームでスキルの発動は0.1秒でも早い方が有利であることは言うまでも無く、ボタンを押した瞬間にスキルが発動するクイックキャストに多大な利点があります。
「射程距離や範囲が出ないと厳しい」という方もいますが、使用するチャンピオンの射程や間合いが把握できていないようでは戦う前から負けているのも同然なので、最低限その辺りを把握・理解してから実戦投入した方が良いです。
射撃精度は練習して上げることができますが、スキル発動までのボタン操作は物理的にクイックキャスト以上にすることはできません。
(オプション設定:ホットキーのメインホットキーから変更可能)
尚、クイックキャストを設定した際には「範囲付きクイックキャスト」に欄にある2つのチェックはどちらもオフにしてください。
クイックキャストでは操作が難しい、即時発動する必要がない、精度が求められるなどといったスキルやアイテム、トリンケットについては部分的にクイックキャストを外して使い分けてください。
例)
スキル:
タリヤのW:サイズミックシャーブ(Seismic Shove)
ランブルのR:イコライザー(The Equalizer)
バードのE:精霊の旅路(Magical Journey)
パンテオンのR:偉大なる星路(Grand Starfall)
ザックのE:ブッ飛びスライム(Elastic Slingshot)
アイテム:
リデンプション
など
プレイヤー移動攻撃のクリックのボタンを押しやすいボタンに設定する
攻撃するときに相手を直接マウスクリックするよりもカーソル付近の相手を自動で攻撃するプレイヤー移動攻撃のクリックを設定してあるボタンを押して攻撃した方が簡単で確実性も高く便利です。
これは特にADCで相手をカイトするとき、回転の早いスキルの間にAAを挟み込むとき、試合後半にASが上がってきたときに顕著に操作が楽になります。
(オプション設定:ホットキーのプレイヤー動作から変更可能)
Aキーやスペースキーの近くのキーに設定している人が多いようです。
私は横幅30cmくらいのコンパクトキーボードを使っていて、左手の小指をQ、薬指をW、中指をE、人差し指をTに置いてプレイヤー移動攻撃のクリックはTキーに設定しています。(Rは発動する時だけ人差し指で押す)
これを行った場合はカーソル付近のターゲットを優先的に攻撃にもチェックを入れておきましょう。
(オプション設定:ゲームから変更可能)
カメラロック切替を押しやすいボタンに設定する
画面固定と画面非固定にはそれぞれメリットとデメリットが存在し、ゲームプレイ中は頻繁に切り替えることになるのでカメラロック切替ボタンは押しやすい位置に設定していると便利です。
おすすめはSpaceボタンなどの左手親指で押せる位置のボタンです。
(オプション設定:ホットキーのカメラ制御から変更可能)
通常は画面非固定で運用し、画面固定の必要があるときだけ「カメラをチャンピオン中心にする」に設定したボタンを押せば済むのではないかと思う方もいると思いますが、それで不便が無いと思ったのであれば問題無いと思います。
個人的な使用感ですが「カメラをチャンピオン中心にする」ボタンを押し続けているとプレイヤーの移動攻撃と干渉しチャンピオンのAAが発動しづらくなる(キャラクターが引き摺られるような動きになる)ように思うので私はおすすめしません。
スキルのレベルアップボタンを設定する
単純にマウスでクリックするよりもボタンを押す方が圧倒的に操作が早いメリットがあり、特にジャングル以外のレーナーはLv2やLv6のタイミングで仕掛けることも多いので必須設定だと思います。
(オプション設定:ホットキーのスキルとサモナースペルから変更可能)
色覚特性モードにチェックを入れる
これを行うとゲーム中の自分が操作するチャンピオンのHPバーの色が黄色(デフォルトは緑色)になり、自分を見失い難くなります。
(ゲームプレイ中のオプション設定:ビデオから変更可能)
相対チームカラーを使用にチェックを入れる
これを行うと必ず自チームが青、相手チームが赤になります。
(ゲームプレイ中のオプション設定:ビデオから変更可能)
スペルコスト表示にチェックを入れる
MANA管理を意識する意味でも表示させない理由がありません。
(オプション設定:インターフェースから変更可能)
チームフレームを左側に表示にチェックを入れない
チームのHP表示が画面左側に行ってしまうと視点移動が増えるためMAP確認と同時にチームのHP把握が難しくなるデメリットがあります。
どうしても左側に表示させたい特別な理由が無いのであればデフォルトの右側にするべきです。
(オプション設定:インターフェースから変更可能)
味方のチャットを表示するにチェックを入れない
不特定多数とランダムでチームを組んでプレイするゲームでは、味方がチャットで有用な情報を提示してくることはほぼありません。
メンバーのランクが低かったりチームが負けていたりするとそれが顕著です。
(オプション設定:インターフェースから変更可能)
敵のエモートをミュートにチェックを入れる
味方のエモートなら多少は見える意味もありますが、相手のエモートはゲームとしても戦略的にも見る意味がありません。
(オプション設定:インターフェースから変更可能)
使用するチャンピオンに対してアイテムセットを登録する
LoLは多くのアイテムが存在しますが、チャンピオンの系統毎に購入するアイテムの傾向というのは大方決まっていて相手が余程おかしな構成でもない限りは10~20種類をあらかじめ登録していれば事足ります。
アイテムを探す時間の短縮にもなるので登録しておくに越した事はないです。
(上部アイコン:コレクションのアイテムから設定可能)
可能であればサイドボタンのあるマウスを使用する
昔と比べて発動効果のあるアイテムが減っている(ルインドキングブレード、ガンブレードなど)印象ですが、通常のスキルも使いながら発動効果のあるアイテムをタイミング良く操作するのは慣れていても難しいです。
左手の操作不可を減らす意味でもサイドボタンのあるマウスを使用することで右手親指で発動効果のあるアイテム操作ができるので、ゾーニャを使うのを忘れていた!のような事故も大幅に減ります。
心構え的なところ
相手の構成が分かった時点で戦いの枠組みを考える
ロード画面で相手の構成やレーンの対面が分かった時点でしなければいけないことを考えておきましょう。
- 序盤からダメージトレードしていくのか
- ある程度押し付けられても安全にファームするのか
- 集団戦で勝てる構成なのか
- 試合が長引いたら有利なのか不利なのか
- 相手の中で一番に回避すべきスキルは何なのか
などなど、予め対策を立てておくことで操作に迷うことが少なくなります。
何となくロード画面を見つめ、無為無策で挑むのは止めましょう。
ゲーム開始直後はアイテムを買ってすぐにベースから出る
相手からのインベードに備えるためにアイテム購入を素早く済ませベースから出られるようになったらすぐに持ち場に移動してください。
最序盤に人数差がついて負けてしまうのは戦ってしまう味方にも問題はありますが、無意味にベースに居続けるプレイヤーにもっとも非があります。
ベースでのんびり買い物を行うのはデメリットしかありません。
相手と戦い始めたらすることを考えておく
レーンごとに基本的な操作にプラスアルファして行う行動はある程度決まっています。
- ADC:殴りながら必要に応じてヒールを使う
- SUP:イグゾーストを使ったり、アイテムのアクティブ効果を発動させる
- TOP:他のレーンにテレポートを使う
- MID:適切なタイミングでイグナイトを使ったり、他のレーンにロームする
- JG:相手にスマイトを撃つ、中立モンスターにスマイトしてHP回復を行う
- 共通:逃げるときは壁越しにフラッシュを使う
それぞれのロールで相手との小競り合いが始まったときこれらのことを忘れずに行えるようにしましょう。
勝つ試合もあれば負ける試合もある
どんなに自分のプレイでチームが有利な状況になっても結果的に試合に負けてしまうこともあります。
逆に自分が対面に負け続けていても他の人の頑張りで試合に勝てることもあります。
結果は結果として受け止めつつも、自分がその試合で自分の役割を上手く果たせていたのかどうか、という部分について次の試合にいかせるよう頑張りましょう。
実戦的なところ
Q.どのくらいAI戦をすればいいの?
⇒A.対人戦をしても問題無いと思うまでAI戦で慣れてください。
根気強く教えてくれる友人がいるのであればすぐに対人戦に行ってそこで慣れるのも良いかもしれません。
しかし、対人戦に行っても「自分のレーンは毎回大敗しているけど他のレーンが同じくらい勝っていて、自分は何もしていないけど試合には勝った」というような試合は何試合やってもあまり意味が無いので、ある程度対人戦で通用する基本的な操作を身に付けるまではAI戦で練習することを推奨します。
Q.どのチャンピオンを使えばいいの?
⇒A.好きなチャンピオンを使ってください。
チャンピオンの見た目やスキルセットの使い易さで選ぶのも良いと思います。
レーン毎に1人、慣れてきたらレーン毎に2~3体のチャンピオンが使えるようになるのが好ましいです。
勿論、1人のチャンピオンに絞って使い続けるのもアリです。
ある程度チャンピオンを決めたら、動画サイトなどで検索しそのチャンピオンがどういった運用で強みがあるのかを知るとより理解が深まります。
例)
序盤が強いのか、レイトゲームで強いのか
1:1で強いのか、集団戦で強いのか
スキルに依存した強さなのか、装備に依存した強さなのか
何かに特化しているのか、ユーティリティー能力が優れているのか
など
Q.どのレーンに行けばいいの?
⇒A.好きなレーンに行ってください。
ただし、チャンピオン毎にどのレーンに適しているのかある程度決まっているのでそこから大きく外れないよう注意しましょう。
どのレーンが適しているのかは事前にOPGGなどで確認してください。
Champions - League of Legends
Q.画面固定はやめた方がいいの?
⇒A.どちらにもメリットとデメリットがあるので使い分けてください。
ランク上位やプロでも常に画面固定や画面非固定でプレイしてる人はいません。
画面固定のメリット
自分を中心とした画面になるので自分の位置を見失うことがない。
カイトをするときに画面を操作する手間がない。
画面固定のデメリット
見たい箇所の視野を広く得られない。
自分が動くと相手も動くので意識的にカーソルを合わせる必要がある。
画面非固定のメリット
自チャンピオンが居る場所以外で視界のある場所が手軽に確認できる。
自分を中心とした画面移動がないのでCSを取りやすい。
画面非固定のデメリット
移動するとき自チャンピオンとカメラの2つを操作しなければならない。
敵味方入り乱れると自分がどこにいるのかわからなくなる。
一方のメリットがもう一方のデメリットになります。
これについてはゲーム中に使い分ける必要があり、どちらか片方が特別優れているとかそういう部分はありません。
自分がレーナーなのかジャングラーなのかでも使い分けの頻度は変わってきます。
大まかに使い分けするとしたら、
画面固定 :相手と戦闘が始まりそうなとき・始まったとき
画面非固定:移動中やレーンでCSを取るとき
このような使い分けがわかりやすいと思います。
Q.対面相手に全然勝てない!どうしたいいの?
⇒A.ランク戦の適正ランクに振り分けられてください。
LoLは新規プレイヤーがほとんどいません。
ノーマルゲームで相手のレベルが低くても、ほぼ確実に経験者のサブアカウントなので本当の初心者が始めたばかりの対人戦で勝つことはほぼ不可能だと思った方がいいです。
(サブアカウントが蔓延しており、サブアカウントのプレイヤーは仮にBANされてもさほど被害もないのでプレイ中のチャットでの罵倒も多く、新規がすぐに辞めるという悪循環に陥っているゲームです)
ランク戦の振り分けを経て、振り分けられた先の自分の適正ランクでゲームをすることで比較的実力の近いプレイヤー同士でのゲームを楽しむことができます。
(ランク戦では逆にサモナーのレベルが物凄く高い相手でもそのランク帯の操作技術しかない、ということになります)
私の個人的な感覚ですが、moba未プレイでLoLを始めたならIron3~辺りが適正だと思います。
また、勝てないにも色々と理由があるので、どうして勝てなかったのかをリプレイなども見て考えてみるのも良いです。
例)
何度も自分が不利なタイミングで仕掛けてしまった
相手の寄りが早かった
大事な場面で人数差のある集団戦をしてしまった
レーンでハラスを受け過ぎて大きくHP差が付いてしまった
試合中、常に視界で不利が付いていた
など