作品の主役武器っぽいのに毎回存在感の薄い溜め大剣のメモとか色々。
かなり今更感はありますが久しぶりに触ったら殆どの操作を忘れていたので備忘として。
目次
溜め大剣の長所と短所
Pros
- 上方から前方に掛けての一撃のダメージが大きいので部位破壊や切断で有利
- 納刀している時間が長いので生存し易い
- 他の武器種と比べて切れ味の減少が少ない
Cons
- モンスターの動作を熟知しているかどうかが与ダメージに直結する
- ダメージを最大化する為にはタックルを強要される
抜刀大剣について
納刀状態から通常斬りを繰り返す抜刀スタイルも存在します。
抜刀スタイルは溜め斬りスタイルの長所をそのままに短所のほぼ全てを帳消しにし生存能力が高いという特徴がある反面、納刀と抜刀を繰り返し斬りつける単調な操作に終始し、特にMHW:Iからはダメージを最大化するためには冰気錬成を組み込む事が必須でその為には防具がほぼ固定されるので旧作と比較して少数派になった印象です。
立ち回り
- 敵の単発大技に対してタックルからの溜め斬りまたは飛び込み薙ぎ払い
- 隙の大きい技や振り向きに任意の溜め斬り
- 真溜め斬りが入る場合はこれを使用
ということを念頭に置いてプレイします。
転身の装衣もしくは不動の装衣は通常戦闘中の傷付けか、マルチでは味方が乗りを行ったタイミングで使用し傷付けを行います。
(自分の保身に装衣を使用するようでは相対するモンスターとまともに戦える技量には無いので、ランクや難易度を落としてソロで戦えるようになるまでモンスターの動作を覚える事を推奨)
アーマー状態で被ダメージを50%カットするタックルはHPがあれば即死攻撃以外であればモンスターからのほぼ全ての攻撃を耐えることができます。
大剣でのダメージを最大化する為には他の武器のセオリーは一旦置き、ダメージを受けつつタックルで相手の大技に割り込みその後に回復カスタム付きの武器を用いた溜め攻撃である程度回復しながらダメージを与える流れのモンスターとのダメージトレードを意識してください。
タックルの効果時間を越えた時間差のある連撃に対して使用してしまうと2発目から通常通りの被ダメージを受けてしまうので、相手モンスターのどの技をタックルしてどの技を回避するのかという事を咄嗟に判断し適宜使い分ける必要があります。
また、マルチではモンスターのターゲットを自分に固定できないのでハンマー、狩猟笛、チャージアックス等と同様にモンスターの振り向き動作に対しての攻撃を置く事がほぼ不可能になります。
有用なスキル
以下、簡単なスキル説明と使用効果について
納刀術
Lv3で武器を納刀する速度がかなり上昇するスキル。
通常攻撃や各種溜め攻撃のみならず、多様するタックルやタックルから飛び込み薙ぎ払い後の納刀までの時間を短縮するのに有用。
集中
Lv3で溜め時間を15%短縮するスキル。
溜め段階単位での溜め時間の短縮効果は微々たるものですが、このスキルの有無でモンスターのダウン時に全ての溜め攻撃をどのくらいの溜め状態で叩き込めるかという差で表れ、モンスター毎にどのダウン状態なのかで差があり多岐にわたるので厳密には有用なモンスターとそうではないモンスターが居ますが、このスキルを積んだり積まなかったりすると溜めのタイミングが掴みづらくなるので溜め大剣としては常に持っておくのを推奨します。
体力増強
大剣では特に前提としてタックルによる被ダメージが想定されるので重要。
スロットに余裕があれば積むスキル
弱点特攻
Lv3で傷付け状態部位に対しての攻撃に会心率+50%されるスキル。
転身の装衣を使い捨てる事でどのモンスターに対してもほぼ確定で1か所は傷付けが行えるので有用。
ピンポイントで弱点を狙い続ける大剣は超会心をいかす意味でも優先的に積むべき。
見切り
Lv7まで上げると常時会心率+40%されるスキル。
使用予定の無い1スロットが大量に余っている場合はこちら。
超会心
Lv3で会心攻撃時のダメージ倍率を1.4倍にするスキル。
モーション値の大きい技を持つ大剣にとって特に効果が高いが、このスキルを発動させるには会心率が高い事が前提となるので一定以上の会心率を積めていない状態で超会心だけ積んでいても無意味。
挑戦者
Lv5で基礎攻撃力+20と会心率+10%、Lv7(極意)で基礎攻撃力+28と会心率+20%するスキル。
効果が発動するのはモンスターが怒り状態時のみで、これは適切に壁ドンしたりクロー攻撃(モンスターの方向変え)をすればほぼ常時発動させることが可能。
このスキルを盲信しどんな構成であっても載せたがる人が多いのですが、武器に付与されている会心率や見切り・弱点特攻などで既に会心率が100%やそれに近いくらい十分に積まれている場合、このスキルは「高コストで基礎攻撃力を場面限定で上げるだけのスキル」になってしまうという点に注意。
攻撃
Lv7で基礎攻撃力+21と会心率+5%するスキル。
最大レベルで運用するというよりは余ったスロットがあれば積む感じ。
整備
Lv3で特殊装具の再使用時間が30%短縮、Lv5(極意)で50%短縮するスキル。
装具の再使用時間が早まることは転身や不動を使った無理矢理クラッチからの傷付けや壁ドン回数が増えるという事。
早食い
Lv3でアイテムの効果が発揮されるまでの速度がかなり上昇する。
アイテムを選択してから効果が発揮されるまでの時間が大幅に短縮されるので主にマルチの保険として。
体力回復量UP
Lv1で体力回復が行われた場合の回復量が1.1倍、Lv3で1.3倍にするスキル。
武器の回復カスタムと組み合わせて使用するスキル。
環境や相手によっては積むスキル
ひるみ軽減
ほぼマルチ専用スキル。
破壊王
Lv3で部位に対する蓄積ダメージを1.3倍するスキル。
部位破壊する事によってモンスターの戦力を大きく削ぐ事が出来たり、部位破壊が与ダメージUPよりも優先される傾向にあるクエスト(アルバトリオンの角、ミラボレアスの頭部など)のお供に。
属性やられ耐性・各種耐性
対応する属性やられや属性ダメージにて立ち回りを制限され与ダメージの低下が予想される場合に。
精霊の加護
Lv3で被ダメージ時に確率でダメージを50%軽減、Lv5(極意)で発動し易くなった上で60%軽減するスキル。
タックル時の被ダメージを抑える補助用として。
不要またはコストに見合わない非推奨スキル
耳栓
Lv3で咆哮小を無効化、Lv5で咆哮大を無効化するスキル。
MHW以前のシリーズでは可能であれば積むスキルだったが今作よりモンスターの咆哮はタックルにて無効化出来るため不要。
1枠のコストが重い上に積むならLv5発動以外の選択肢が無い(強いモンスターの大半はLv5ないと無効化できない)事、ゲームの難易度そのものが旧シリーズと比較して下降傾向であり咆哮大から即死級ダメージの連携を使ってくるモンスターが居ない事なども考えると大剣以外でも(MHWでは)このスキルの価値は大きく下がった。
渾身
Lv3でスタミナゲージが満タンをしばらく維持すると会心率+30%、Lv5(極意)でスタミナゲージが満タンであれば常時会心率+40%するスキル。
納刀状態で敵に駆け寄ったりタックルや攻撃後の回避動作でのスタミナ消費があるので有効活用出来る場面が少ない。
フルチャージ
Lv3で体力が最大時に基礎攻撃力+20するスキル。
武器が回復カスタムが付いていればタックル後も体力最大を保つ事は不可能ではないが、それを常時維持出来る訳ではないので有効活用出来る場面が少ない。
あると便利な装飾品
痛撃・体力珠【4】
超心・体力珠【4】
挑戦・体力珠【4】
耐衝・体力珠【4】
達人珠Ⅱ【4】
攻撃珠Ⅱ【4】
挑戦珠Ⅱ【4】
耐衝珠【3】
匠珠【3】
集中珠【2】
達人珠【1】
攻撃珠【1】
治癒珠【1】
納刀珠【1】
早食珠【1】
整備珠【1】
投石珠【1】
4スロットについてはドラゴン装備がある場合は、
達人>整備>匠>治癒
あたりになるかと思います。
タックルを多用する都合上、武器の回復カスタムと防具のカスタム強化も他の武器種と比較して重要となります。
雑感
MHWの大剣が楽しいかどうかは「プレイヤーがタックルを差し込めるモンスターの隙を探す努力が出来るかどうか」が全てなんじゃないかと思っていて、実際問題としてそれを行わない場合は後半に出てくる大半のモンスターに対して真・溜め斬りする機会がほぼ無く、モンスターがダウンした時以外は通常溜めくらいしか入れられない展開になります。
マルチだと特にそれが顕著でこの事に対する開発の回答の1つとして「タックルしたくない人向けの冰気錬成」なのかなという。
うーん、雑な対応だよね~って・・・
せめてXXの獣宿し【獅子】のような特殊動作後にダメージアップするような技でもない限りは誰がどんなスキル構成で使っても幅が無いのが良くも悪くもMHWの大剣の立ち位置。