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ゲームについてのあんな事やこんな事

ES不採用型近接ソーサレス育成のメモ

相手に直接ダメージを与える属性魔法を一切使わないソーサレスの育成について思った事をメモ。
※注 当記事の内容はD2X向けです。

なお、以下の縛りあり。

  • メインとする武器は近接のみ(弓、クロスボウでの攻撃禁止)
  • 直接ダメージを与える魔法の使用禁止(SFは使用可)
  • ストーリー進行時のリスペック無し
  • 2PC等での引率無しの完全ソロプレイ

育成用の装備を前もって用意するのはありなので、計画して持ち込んだ装備はタイミングを見計らい随時装備していきます。
また、メインウェポンとしての弓とクロスボウの仕様は禁止していますが、それらにチャージされているスキルの使用と使用回数に限りのある投擲武器の使用はOKとします。

 
目次

 

近接ソーサレスの長所と短所

Pros
  • ロマンの塊
Cons
  • 近接攻撃で効率よくダメージを与えられない
  • VITに振り込んでも伸びが悪いためHPが少ない
  • 近接に特化した装備ではスキルブースト量が少ない

 
長所という長所はありません。(断言)
所謂ロマンビルドです。

wikiのMelee Sorcのページにはスキル分配にFrozen Orbを取得するかのような構成も書かれていますが、他のソーサレスビルドで主力足りえるスキルに1ポイントでも振り込んでしまったらそれはもうMeleeとしての意義が失われ、レゾンデートルを脅かす行為なので絶対に取らないようにしましょう。(一撃馬場でWW取るのと同義)
 

スキル配分

Fire Spells
 Warmth:20
 Enchant:20
 Fire Mastery:20
Lightning Spells
 Static Field:1~
 Teleport:1~
Cold Spells
 Frozen Armor:1
 Shiver Armor:20
 
経過の多さと何かと他にも課題(Mana Burn、本体ARの問題でLSが安定しない、Manaをブースト出来ない等)が多いEnergy Shieldをバッサリと切り捨て、敵を小出しにしたり傭兵の位置調整をするためのTeleportと安全な立ち位置からの削りを重視したStatic Fieldにポイントを割くようにしています。

近接ソーサレスはビルドの都合上、装備からスキルポイントやManaブーストを得ることが難しく、Energy Shield採用型はMana総量がある程度確保(目安として1500以上)されていないと相手の攻撃で常にMana Burnにされるのと同じような使用感になってしまうのでこのStatic Field/Teleport型を採用(Life総量とレジストを重視し、かつ敵を小出しにするプレイを終始丁寧に行う)しています。
 

ステータス配分

  • Str:最終装備に必要なStr
  • Dex:最終装備に必要なDex
  • Vit:残り全部
  • Ene:不要

 
ステータス配分はプレイヤー自身が近接戦闘が可能と感じる値で問題ありませんが、ある程度のライフとレジストが無いと遠方からLightningが見えた途端に固められて即死ということもあるのでVitだけはギリギリまで盛りたいところ。
装備についても同様にプレイヤー自身が問題無い思う装備ならば何を装備しても良いと思います。
 

筆者がBaalを倒した時点の装備

本体装備
右手:RW Passion(Crypric Sword)
左手:RW Phoenix(Monarch)
頭:Kira’s Gardian [Um]
胴:RW Stone(Dusk Shroud)
手:Rare Demonhide Groves(Dual Leech)
腰:Thundergod’s Vigor
足:Marrowwalk
護符:Craft Amulet(Fire Skill +2)
リング1:Dwarf Star
リング2:Rare Ring(ALL Resist)
 
傭兵装備
右手:RW Rift(Thresher)
左手:-
頭:Vampire Gaze
胴:Duriel's Shell
 
道中やボス戦で必要となるRW StoneにチャージされているClay Golemと、ライフ吸いが確実となるMarrowwalkにチャージされているLife Tapの2つはこのビルドでの生存能力の維持に大きく貢献する反面、アイテム修繕費を鬼のように請求されるので注意して下さい。(既出の他ビルドと比較しても相当に高額な出費)

Ralが余っている人はCube合成でリチャージ補填をするのも手です。

1 Ral Rune + 1 Flawed Gem (種類不問) + Armor

 
道中でネックとなるFI対策としては傭兵の通常攻撃で対処し、PIに対してはEnchant分の火属性ダメージにて十分捌くことが可能。
傭兵が装備しているRW Riftの、

Adds 160 - 250 Magic Damage
Adds 60 - 180 Fire Damage
20% chance to cast level 16 Tornado on striking
16% chance to cast level 21 Frozen Orb on attack

こちらもダメージ補助として役に立ちます。
 
本体Enchant前

本体Enchant後

本体のZealはACT後半になるにつれAR問題が浮き彫りとなりますが、Zealのダメージ数値自体はスキルを振り切ったパラディンのBlessed Hammarと同程度あることが見て取れるかと思います。

傭兵Enchant前

傭兵Enchant後

RW RiftにEDはありませんが、スキル・シナジーともに振り切ったEnchantで強化することによって相応のダメージとなります。
 

雑感

Melee Sorとは言え傭兵を連れ歩くスタイルであれば物理ダメージに関しては道中あまり問題とはならないと言って良いでしょう。
また前述の通り装備を工夫することで各種属性無効に対しても確実にダメージを与えることができる構成で挑みました。
経験値稼ぎ以外を全て配信でプレイしましたが、道中のプレイ時間については大体以下の通り。

Nor ACT1 90分
Nor ACT2 30分
Nor ACT3 60分
Nor ACT4 45分
Nor ACT5 60分
NM ACT1 20分
NM ACT2 20分
NM ACT3 30分
NM ACT4 35分
NM ACT5 20分
HELL ACT1 25分
HELL ACT2 25分
HELL ACT3 40分
HELL ACT4 50分
HELL ACT5 60分
の合計10時間と少し。

道中で一番の難所はやはりHELLの3馬場で、WW馬場にこちらが不得手とする属性が付与され傭兵が死ぬと討伐がほぼ不可能になる(本体の攻撃ではAR不足の上にWWがフルヒットすると即死が確定)ので4回程ポータルを開き直しました。ACT5はここで20分近く試行錯誤しています。

それなりにDiablo2をプレイしているプレイヤーでも近接だけのソーサレスを育成したことがない人も多いと思いますので、新しい可能性を求めてビルド公開してくれる後続が出る事を楽しみにしています。
 

ES型との対比(2022/07/09 追記)

YoutubeにてES型でHELLを進めているプレイヤーの動画があったので視聴してみました。
(検索キーワード:ソーサレス、物理ビルド)

本体:ES型
傭兵:ACT1傭兵にRW InsightとRW Delirium

といった構成でACTボスはSerpent Lordに持ち替え、

100% Mana Stolen Per Hit (Yes that's correct!)
−50% Target Defense

これらを利用して叩くといった内容でした。

私の採用している近接Sorとの違いは以下です。
Pros

  • AmuとRingにAngelicを採用している為ARが高い
  • 裏装備としてRW Memoryを活かせる

Cons

  • 装備で補ってはいるがResistが低い(ほぼマイナス)
  • ACT1傭兵を採用しているため物理火力が低い
  • PIに対して殲滅力が劇的に低い

動画として編集されているのでゲームの正確な進捗速度はわかりませんが、総じて言えるのは物理火力が不足している為に当サイトのビルドと比較して進行速度が倍以上遅いという事でしょうか。
ソーサレスはTeleportがあるのでクエストを進めるのは実際のところあまり苦労しませんが、近接Sorの場合はFCRが無いので適当にTeleportで飛んでいると敵の中心に飛び込んだ場合に固めてキルされてしまう危険性を多分に孕んでおり、デスを厭わないプレイスタイルでもない限りはある程度慎重に進まざるを得ません。

反面、ES型は傭兵火力に依存する部分が少ないので本体火力をメインとした近接SorとしてはES型に軍配が上がるかもしれません。
当サイトのビルドが本体と傭兵のダメージ比率が4:6だとすると、ES型は8:2程度になっていると思います。
しかしながら、傭兵火力には依存していないものの傭兵のRW InsightにManaの全てを依存しているので、傭兵が倒された場合の本体の危険性はES不採用型より高くなるでしょう。