quaメモ

ゲームについてのあんな事やこんな事

LUDOに参加してみた

UO内のEMイベントらしい「LUDO」というすごろくのようなゲームに参加してみました。

おそらく日本では全く知られていないゲームだと思われますが、海外でもこれがどのくらい知名度のあるものなのかわかりませんし、もしかするとUOでしか通用しないゲームなのかも…と良く判っていないのでその内容を簡単に備忘として残しておこうと思います。

ルール説明

まずLUDOという双六に似たゲームはこの盤上で行われます。

青・緑・黄・赤という4チームに分かれて、それぞれ4人で1チームとなります。(必ずしも4チームでなくても良いし、1チームが4人でなくても良い)

4隅は監獄と呼ばれていて、そこに各チーム4人が陣取ったらチーム毎にダイスを振り合計値の一番高いチームから時計回りにゲーム開始。

ダイスを振り、片方のダイスで6の目が出た(ダイスの合計が6は無効)チームは1人だけ監獄から1マスだけ外に出る事が可能で、6が出ない場合は次のチームが同様にダイスを振っていく。
尚、ここでゾロ目が出た場合は更に1回ダイスを振るチャンスが生まれる。(ゾロ目が連続すれば更にどんどんダイスを振れる)

監獄の外にメンバーが出ているチームはダイスを振った時、ダイスの合計分だけ時計回りに灰色のマスを進むか、ダイスのどちらかに6の目がある場合は監獄から1人を外に出すかを選択可能。
この時、他のチームのメンバーが居るマスに止まった場合はPKが発生し先に居た別チームのメンバーは監獄に戻される事になる。

どんどんダイスの目で外周を進んで行き、最終的には約1周した場所にある中央に続く自分のチーム色のマスに進む。
ここに入ればPKされる事は無くなるが「常に中央方向に向かって進みピタリと止まるまでゴールする事が出来ない」というルールになっている。

  • 中央に続く一番外側の自チーム色のマスに止まっているとき、ダイスの合計が4または12以外ではゴール出来ない。
  • 中央に続く一番内側の自チーム色のマスに止まっているとき、ダイスの合計が9以外ではゴール出来ない。(ダイス2個の合計が1はあり得ない)

ダイスを振ったチームは外周を移動しているメンバーを動かすか、それともダイスのどちらかの目に6が含まれていれば監獄からメンバーを出すのかは自由に選択可能なので、これを繰り返して先に2名のメンバーが中央にたどり着いたチームが勝利となる。

プレイした感想

昔これと似たような何か別のボードゲームをプレイした事があるような気がします。
最初に6の目を出さないといつまで経っても外周を進む事が出来ないので序盤が冗長な感じもありますが、ちょっとしたイベントで遊ぶには十分に楽しめるゲームだと思いました。

プレイする上で、各々がサイコロを持ち寄ったり、円滑にゲームを進める為にサイコロを振る人を決めたり、同じチームは同じ色のローブや帽子などで統一して判り易くしたり、試合中はログが早く流れないように見学者は配慮すると良さそうです。

少し不思議に感じたところ

1.各チームにプレイヤーは4人必要?

先に2人が中央に到達した時点で順位が決定してしまうので、1チーム4人のルールが不思議に感じてしまいました。

同じマスに重なってPKが発生した場合も、盤上から永久に取り除かれるのではなくて監獄に戻るだけならプレイヤーは2人居れば十分そうです。

2.6の目が出るまで脱出出来ないルールは必要?

最序盤はダイスの6が出るまで延々と監獄に居続ける事になります。
このルールがあるために、このゲームを凄く「運ゲー」感を増大させている感じがしていて、これを改訂して、

  • どちらかのダイスが6、もしくは両ダイスが同じ目の場合

は監獄からの脱出可能に変更した方が、単純に監獄から脱出しやすくなるという事と、1人が脱出している場合に「ダイスを2度振るか、脱出をするか」という新しい選択肢が生まれそうです。

3.中央ライン到達後は前後に動けた方が面白い

外周を回りきって中央ラインに入ればPKの恐怖からは解放され後は中央マスに入るだけとなりますが、常に中央方向にしか進む事が出来ないルールがあるので「ダイスを振ってxxが出なかったら中央ラインは動かしても無意味なので外周移動一択」のようになってしまっています。

中央ラインのどのマスにいるかにもよりますが、基本的にダイスの目が1つもしくは2つのパターン以外は外周移動しかしないターンになってしまうので、前にも後ろにも進める方がより選択肢が増えて良いように思いました。

あとがき

この盤面はマラスの西部、ルナの南にある小島にロックダウンされ設置されているようなので誰でも現地で遊ぶ事が出来ます。

興味のある方は是非現地に立ち寄って見て下さい。