ARAMの勝率によるTier Listを何となく俯瞰してみるコーナー。
ARAMでは大前提として使用するチャンピオンがランダムかつ余剰分はプールからの任意選択(リロール数にも限度がある)となるので、
- 選択されているチャンピオン練度が高いとは限らない
- 使いたいチャンピオンが構成上出せるかどうかのアンマッチが起こる
- アイテムを売買できる状態が限られる
- 戦略的にDeathする必要がある
- 相手の構成が全くわからない
などの、いくつかはARAM特有の問題を抱えているためSR程チャンピオンの勝率がチームの勝利に直結はしないということを念頭に。
(勝率の高いチャンピオンを揃えたチームが勝てる訳ではない)
※情報はPatch12.9日本サーバーでのAll Ranks、metasrcの統計です
※チャンピオン下の数値は勝率ではなくスコアなので注意
目安として
- S+(勝率55%前後)
- S(勝率52%前後)
- A(勝率50%前後)
- B(勝率48%前後)
- C(勝率45%前後)
- D(勝率40%未満)
最も高い勝率を誇る [S+ TIER]
納得のメンバーといった感じ。
半数以上がマークスマンなのは序中盤からのハラスと終盤でダメージ出力する役割としてチャンピオン単位での複雑な操作などをあまり求められない汎用さがあるからでしょうか。
その他は比較的CDが短く高威力のハラスが出来るAoEメイジや、高威力・長射程のハラス手段を持つチャンピオン多数。
それにしてもこの高すぎる勝率は「本当かな?」と感じてしまう。
味方や相手の構成を考えずに、
- 帝国の指令アッシュ(しかもAP)
- 集団戦でRしか撃たないジン
- 相手が防具を積まない構成なのに味方の構成だけを見てフルAPミスフォーチュン
- Qが当たっていないのに適当にRを撃つラックス
- マークとストップウォッチを持たないモルガナ(Rが一度もスタンまで発動せず)
- 相手がフルタンク構成なのにフル脅威でQしか撃たないヴァルス
- ずっと当たらないQを撃ち続けるヴェルコズ
- 集団戦でRを抱え落ちするブランド
という感じの人たちを何度も目撃しているのは私だけではないはず・・・
強いとされるチャンピオンたち [S TIER]
S+に入れなかったマークスマンとAoEメイジ、キャッチ系サポートや集団戦に強いチャンピオンたち。
驚くのはケイル、ティーモ、GPがここに食い込んでいること。
私個人のイメージだとARAMで好んでティーモを使う人はティーモを使いこなせていない以前にARAMというゲームを理解していない人が多い気が・・・
ケイルはパワースパイクまではSRと比較して早いものの、味方がゲーム時間が長くなることを嫌がる傾向にあるのでそれがある状態では勝てない印象。
勝率50%から多少上下する辺りの所謂普通 [A TIER]
可もなく不可もないといった感じの中間ライン。
ARAMでは終始5対5の集団戦になるので、集団戦に強いチャンピオンはより高いTierに居ないのが不思議に思うかもしれませんが、前述したケイルと同じ理由から(ARAMのシステムと使用チャンピオンの理解度が低いとそれがより顕著)集団戦になる前に装備差がつきすぎてしまう事がその最たる理由だと思われます。
今のソナは回復とシールドがナーフされ過ぎていて存在感があまり無いものの、それでもこの勝率。(ソナのナーフを知らずに今でも最上級Tierだと思ってる人が結構いるみたい)
あと一歩勝率が50%に届かない [B TIER]
役割の方向性がより明確だったりレイト向きのチャンピオンが大半。
勝率は50%を下回ってはいますがARAMでは序盤から容易にポーク出来るマークスマンやメイジが選ばれやすく偏った構成になることも珍しくないので、そういった対面に対してフルタンク構成が刺さったりすることも。
(ある程度装備が揃うまでの忍耐力が求められる)
練達者の操作や構成に大きく左右される [C TIER]
ここからは対象のチャンピオンをそれなりに使ったことが無いと勝利を手繰り寄せるのは相当しんどい印象。
ARAMのMAP的に特定の戦法やスキルが封じられ易かったり、火力を出し切るまでに時間のかかるチャンピオン多数。
個人的にケネンはもっと上かと思っていましたが意外と低い・・・
グラガスやダイアナあたりもARAMでは結構活躍しているイメージです。
性能の熟知やOTPクラスの操作が求められる [D TIER]
相手と自分たちの構成を相当選ぶ個性の塊のようなタンクとファイター中心の勝率最下位グループ。
相手は選びますが、例えば相手が防具を積まないようなマークスマンやメイジ、アサシンで構成されている場合のレイトゲームでは無類の強さを誇り、試合時間20分まででKDが10:50くらいで負けていても1回の集団戦でイーブン以上のアドバンテージを取るなども十分あり得ます。
(ARAMは試合時間が長引くほど脆いチームが不利を背負う)
まとめ
実際に勝率を目の当たりにすると納得のチャンピオンが多数といった感じ。
反面、最下位グループのチャンピオンでも上手な人が使った場合は容易に試合をひっくり返せるケースも多々あるのでARAMは構成・装備・チャンピオン理解度の3つが試されてるんだな~と。
知らないチャンピオンでもフリー枠で回ってくることがあるので、恐れずにどんどんチャレンジしよう!
2022/06/13 スコアの目安部分を追記しました